てんかんの発作がひどかったら緊急病院へ

人間の脳

てんかんという病気は、脳の神経が過剰に興奮することから、突然に発作が生じたり意識がなくなったりするという症状がみられる病気です。
従来てんかんの発作が起きた場合の応急処置として、誤って舌をかまないように、口のなかにタオルや割り箸を詰めるなどのことが行われてきました。
現在では、こうした応急処置はかえって呼吸困難にさせたり、異物を飲み込んだりといったことをしやすいため、避けたほうがよいものとされています。

てんかんの発作は実際には数十秒から数分程度でおさまることが多いため、近くにある突起物やガラスなどの危険物をとりのぞき、患者がぶつかってケガをしたりしないように留意しつつ、そのまま収まるまで待ち、その上で口の中に異物などがあれば取り除くというのが、応急処置としては適当といえます。

もっともてんかんの発作のなかには、30分や1時間といった長時間にわたって発作がとまらない、重積状態となってしまうものもあります。
こうした場合についてはすみやかに救急車を呼んで、救急病院の救命センターやてんかんセンターなど、緊急時にも対処できるようなセンター的機能をもつ施設に搬送したことがよいといえます。
てんかんの治療に関してですが、薬物療法により発作を抑制するというのが一般的な方法です。
カルバマゼピンのような抗てんかん剤が用いられることが多いとえます。

難治性の場合にはカルバマゼピンのほかにも、いくつか別の種類の薬剤を併用する、併用療法が行われることがあります。
また、外科的な手術という手段によって、発作を抑制するという方法もあります。
カルバマゼピンのような抗てんかん剤は、処方量を適切に調整するのが難しいという特徴がありますので、かならず医師の指示にしたがって服用することがたいせつです。

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