カルバマゼピンの血中濃度と投与量調整

人間の脳の仕組み

抗てんかん剤として使用される医薬品の成分にカルバマゼピンがあります。
カルバマゼピンを使用する場合には血中濃度の確認とそれによっての投与量調整が大切な内容となり、適切に使用することで効率的に効果を発揮することが知られています。

投与量の調節としてはまず、血中濃度が1~4μg/ml以下の場合では5~10mg/kgの増量が可能となっており、ここではてんかん発作が出現をする場合での増量調節となっています。
次に血中濃度が4~8μg/ml以下では調節が不要となり、てんかんが出現する場合のみ5mg/kgの増量が可能となっています。
そして8~12μg/mでは同じように調節の必要は不要とされています。
ここでは他の医薬品での変更や併用が可能となっており、それぞれ1~12μg/mの血中濃度に関して長期発作の抑制の場合には、中止または調節の必要がないことになっています。
また12μg/m以上では、投与量の調整は5mg/kg以上の減量と副作用に関係なく減量することになっています。

カルバマゼピンは、通常、血液中の安定状態での濃度を、血中濃度4~12μg/mlになるように投与量や投与方法を考慮しながら計画が立てられますが、この場合には中毒症状に十分な注意が必要となります。
それは、8μg/m以上の場合では、頭痛や嘔吐、また眼振、傾眠、複視といった眼に症状が現れたり、運動失調や精神的に不安に陥るといったことがあります。
20μg/m以上の場合では、痙攣発作の増加や水中毒といった、重篤な症状に陥る場合もあります。
中毒症状は、血中濃度が12μg/ml以上で現れることが知られています。
他にも急性の肝炎や幹細胞の壊死、さらには食欲不振、便秘、下痢や膵炎などの症状が現れることもあり、そのような場合には使用の中断と医師の判断が必要になります。

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